チュニジア

 

基本情報

チュニジア
正式国名
チュニジア共和国 Al Jumhuriya Al Tunisia(Republic of Tunisia)
面積
16万3610km2(日本の約5分の2)
首都
チュニス Tunis
民族構成
ツワナ族79%、カランガ族11%、バサルワ族3%、そのほかヨーロッパ系白人など7%
言語
アラブ人98%、残りはユダヤ人、ヨーロッパ人ほか
通貨
チュニジアン・ディナールTunisian Dinar。補助単位はミリームMillimes。
1チュニジアン・ディナール=1000ミリーム。
D1.000=約62円(2010年5月18日現在)
紙幣の種類=D50.000、D30.000、D20.000、D10.000、D5.000の5種。
硬貨の種類=D5.000、D1.000、D0.500、D0.100、D0.050、D0.020、D0.010、D0.005の8種。
時差
日本より8時間遅れ。チュニジアの正午は日本時間で20:00となる。チュニジアでは2005年からサマータイムが導入されているが、2010年はラマダ ン(イスラム教の断食月)の関係で、サマータイムは実施されなかった(2015年までは実施されない予定)。サマータイム実施の場合には、日本より7時間遅 れ。開始日、終了日はだいたいヨーロッパに連動して、3月下旬~10月下旬ごろ。ただし、毎年変わるので注意。
宗教
伝統宗教80%、キリスト教20%
祝祭日
1月1日 新年
2月27日 ※預言者ムハンマドの誕生日
3月20日 独立記念日
3月21日 青年の日
4月9日 殉死者記念日
5月1日 メーデー
7月25日 共和国記念日
8月13日 女性の日
9月11~12日 ※ラマダン明け(ラマダンの始まりは8月12日)
11月7日 大統領就任記念日
11月17~18日 ※犠牲祭
12月8日 ※イスラム暦新年
※はイスラム暦の祝祭日なので日付が毎年変わる。前日もしくは当日にならないと正式な日付は発表されない。上記は2010年の日付で記載しています。

おすすめ観光情報

チュニジア北部/Northern Tunisia

地中海性気候の穏やかな陽気、白い町並みとチュニジアン・ブルーの世界。

チュニス

◆チュニス/Tunis
北アフリカ屈指の近代都市であるとともに、ヨーロッパ世界とアラブ世界が交錯し、近代と古代が不思議なハーモニーでブレンドされた異国情緒に溢れ、19世紀フランス統治下以降に建設された新市街フレンチ・チュニスと、13世紀からのイスラムの歴史を残す旧市街メディナとの対比から生み出されるチュニジア独特の街並みが楽しめます。新市街には真っ白な壁に豪華な彫刻を施したアール・ヌーヴォー様式の建物や、やはり白壁にチュニジアン・ブルーの窓枠が映えるアール・デコ様式の建物など、数多くの貴重な建物を見ることができます。夜中まで人手が多く賑わうチュニスの目抜き通り:ブルギバ通りから、石造りのフランス門をくぐって旧市街(メディナ)に入ると、中心にそびえるグランド・モスクから外側へ迷路のような路地が縦横に張り巡らされている。スークと呼ばれる市場や、学校、ハマムと呼ばれる浴場、絨毯やシェシーヤ(フェルト帽)の工房、香水屋、カフェなどが並び、イスラムの生活の拠点として人々が活気にあふれて暮らしています。チュニスのメディナは世界遺産にも登録されています。

バルドー博物館

◆バルドー博物館/Musee National du Bardo
かつてオスマン・トルコ帝国の長官ベイが暮らしたという宮殿が現在バルドー博物館になっています。館内は古代ローマ時代の遺産を中心に、有史以前からの貴重な出土品、美術品が、時代別やテーマ別に展示されている。またバルドー美術館の世界的にしているのが世界一というローマンモザイクの多彩なコレクション。古代ローマ帝国がチュニジアに残したモザイクタイルは、鮮烈な色彩と生々しい描写が特徴的であり、その作品の圧倒的な美意識と規模には必ず目を見張らされるはずです。

カルタゴ

◆カルタゴ/Carthago
チュニスから北東12kmにあるカルタゴは、観光客にとって興味深い歴史をもつカルタゴ遺跡のあるエリアです。今では閑静な高級住宅街になっていますが、かつてのカルタゴはフェニキア人によって建設され、栄華をきわめた都でした。ローマ時代のアントニヌスの共同浴場、カルタゴ時代の軍港、トフェの聖地、カルタゴ人の住居跡など、数多くの遺跡が点在し、それらは世界遺産にも指定されています。

シティ・ブ・サイド

◆シディ・ブ・サイド/Sidi bou Said

シディ・ブ・サイドでは、白い壁に「ホースシュー」と呼ばれるチュニジアン・ブルーの馬の蹄鉄の形をした扉をよく見ます。青と白のコントラストが美しく、多くの芸術家が愛したチュニジアの中でも最も美しい町とよばれるのもうなずけます。せっかくなので少し、散策してみましょう。ちょっと歩くと観光客でにぎわうカフェ・デ・ナットが見えてきます。世界で最も古いカフェといわれ、絵葉書で最も良く見る建物、シディ・ブ・サイドの象徴でもあります。通りの両脇は針金細工の鳥かごや伝統衣装を着たお人形、色とりどりの絵皿を売る露店で彩られ、空と地中海とチュニジアン・ブルーの青、真っ白な壁、時には咲き乱れる紫色のブーゲンビリアと共に町全体を美しい絵画のように見せています。

ドゥッガ

◆ドゥッガ/Dougga
チュニスから南西に106km。北アフリカ最大のヌミディア・ローマ・ビザンチンの複合遺跡。紀元前2000年にヌミディア人がここに住み始め、カルタゴからフェニキア人がやって来る紀元前4世紀にはヌミディア王国の重要な都市「トゥッガ(Thugga)」として栄えたといわれています。紀元前3世紀頃にはカルタゴの支配下におかれ、カルタゴ滅亡後はローマ帝国の支配下におかれました。数々の支配を受けたチュニジアの歴史を垣間見ることができます。アフリカにあるローマ時代の遺跡の中でも特に保存状態がよいといわれています。ドゥッガ遺跡は1997年に世界遺産に登録されています。

ブラ・レジア

◆ブラ・レジア/Bulla Regia
紀元前4世紀にブラの泉を中心に建てられた小さな町がこの都市の起源です。ブラ・レジアの名前で呼ばれるようになったのは紀元前2世紀のこと。ブラ・レジアはローマに併合される前はヌミディア王国(現在のチュニジア北西部からアルジェリアにかけて領土をもっていたベルベル系民族の国家)の首都でした。ヌミディア王国の騎兵の強さは地中海世界でも有名で、第2次ポエニ戦争初期のハンニバル軍を勝利に導いたのも彼らの貢献が大きかったといわれています。ローマ時代まで栄えたこの都でしたが、ビザンチン時代に没落し、その後は無人の都の跡だけが残されています。大地震により大型建築物崩れてしまったため、一見地味な印象を受けますが、珍しい地下住居の遺跡では美しいモザイク画が今も色鮮やかに残っています。

チュニジア中部/Central Tunisia

温暖な気候が育む緑豊かなオリーブ畑とアラブの古い町並み。

スース

◆スース/Sousse
サヘル(中部地域)の真珠」と称されるスースはチュニジア第3の都市。フェニキア人によって紀元前9世紀頃に築かれた歴史をもち、メディナは世界遺産にも指定されています。街を囲む高さ8mの重厚な城壁と、明るく開放的な雰囲気のコントラストが印象的です。メディナの中に入るとグランド・モスクと、リバトと呼ばれる要塞がります。このリバトはメディナで最も古い建造物で、地上38mの頂上まで登ることができ、見晴らし台からは丘の斜面に連なるメディナの白い町並み、グランド・モスク、地中海、新市街などが眼下に広がります。

ケロアン

◆ケロアン/Kairouan
北アフリカにおけるイスラムの発祥地である古都ケロアンはチュニスから車で約2時間半。ここはメッカ、メディナ、エルサレムについで4番目に重要なイスラムの聖地です。町全体が世界遺産に指定されており、9世紀に建てられたアフリカ最古のグランド・モスクは、イスラム教徒以外でも中庭まで入る事ができます。礼拝堂の中にはイラクのバグダットから送られたタイル画があり、観光客も外から拝観が可能です。

エル・ジェム

◆エル・ジェム/El Djem
チュニスから車で約3時間。砂漠化が進む乾燥した風景の中、突然巨大な建造物が見えてきます。エル・ジェム最大の見所であるこのコロセウム(円形闘技場)では、ローマ時代に剣闘士の戦い、奴隷や罪人と猛獣との戦いなど、残忍な闘技が頻繁に行われていました。エル・ジェムの地は古代都市シスドラスが栄えた所で、ローマ帝国の中でも最も豊かな都市のひとつでした。1世紀頃には人口約4万人をかかえ、オリーブオイルを中心としたサヘルの主要な交易都市となります。繁栄を極めた2世紀にコロセウムの建設は開始されましたが、その後の衰退により閑静には至りませんでした。しかし、チュニジアにあるその他の円形闘技場の中では最も保存状態が良く、本家であるローマにあるものよりもよいとされ、1979年には世界遺産に登録されました。

チュニジア南部とサハラ砂漠

広大な砂漠と荒々しい渓谷。大自然と共に生きる遊牧民とオアシスの村々。

マトマタ

◆マトマタ/Matmata

チュニジア南部の町、穴居型住居で知られるマトマタ。北アフリカの先住民族ベルベル人は12世紀頃、アラブ・イスラムの過激なベドウィンの一族に追われて山岳部に逃れたのち、水の便や農耕地を求めてこの地に住み着いた。村落は山の斜面に造られ、夏は涼しく、冬は保温性に優れて温かいこの住宅は、この土地の風土に合ったものであった。穴居式住居風のホテルやレストランなどもあり、「スター・ウォーズ」のロケ地として使われた「シディ・ドリス」は有名な観光地となっています。

サハラ砂漠

◆サハラ砂漠/Grand Erg Oriental
偉大なるサハラ。アフリカ大陸の4分の1を占めるというこの土地は、まさしく世界で最も広大な砂漠である。サハラの語源はアラビア語の「荒地」を意味するサフラーという言葉だといわれています。優雅な砂丘と無常な荒地が広がるこの地は、古代より美しさと残酷さが交錯する場所ではあるが、周縁に点在するオアシスを訪ねれば、今では旅行者も、この偉大な砂漠の一端に気軽に手を触れる事ができます。

ドゥーズ

◆ドゥーズ/Douz
砂漠への旅を始めるには、まずドゥーズへ向います。広大な砂丘の北の縁に寄り添っているこの町こそ、偉大なるサハラへの入り口。ドゥーズ近郊にはクサール・ギレンなど更に規模の大きい砂漠があり、時間に余裕があれば、4WDでのスリリングな砂丘ドライブも楽しめます。クサール・ギレンには高級テント式ホテルもあり、砂漠にいながら恒久リゾートも味わえます。また、ドゥーズにはラクダが沢山いるので、お好きなラクダで砂漠をのんびり歩くのも面白い。どこまでも広がる砂丘が夕焼け色に染まっていく光景の美しさには、きっと誰もが言葉を失うことでしょう。

トズールと山岳オアシス

◆トズールと山岳オアシス/Tozeur and Mountain Oasis
砂漠への旅を始めるには、まずドゥーズへ向います。広大な砂丘の北の縁に寄り添っているこの町こそ、偉大なるサハラへの入り口。ドゥーズ近郊にはクサール・ギレンなど更に規模の大きい砂漠があり、時間に余裕があれば、4WDでのスリリングな砂丘ドライブも楽しめます。クサール・ギレンには高級テント式ホテルもあり、砂漠にいながら恒久リゾートも味わえます。また、ドゥーズにはラクダが沢山いるので、お好きなラクダで砂漠をのんびり歩くのも面白い。どこまでも広がる砂丘が夕焼け色に染まっていく光景の美しさには、きっと誰もが言葉を失うことでしょう。

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