メキシコ合衆国

 

基本情報

メキシコ合衆国
正式国名
メキシコ合衆国  Estados Unidos Mexicanos
面積
1964,375k㎡(日本の約5倍)
首都
メキシコ・シティ  Mexico City
民族構成
メスティソ(先住民とスペイン系白人の混血)約60%、先住民約25%、スペイン系白人約15%。
言語
公用語はスペイン語だが、総人口の約25%近くを占める各先住民は、それぞれ独自の言語をもっている。一般に英語の通用度は低いが、カンクンやロスカボスなどのリゾートエリアではかなり通じる。
通貨
通貨単位はペソPeso。
一般にN$と表記される。ペソの補助単位がセンタボCentavo。N$1=100Centavo。
紙幣は10、20、50、100、200、500。流通している硬貨はペソが1、2、5、10、20、100、センタボが10、20、50。
時差
メキシコには3つの時間帯がある。主要部分を占めるのは、中部標準時(CST)で、ほかに使われている時間が例外だと思えばいい。日本との時差は15時間遅れ。
南バハ・カリフォルニア州、ナジャリ州、ソノラ州、シナロア州などの北部で使われている山岳標準時(MST)では、日本との時差は16時間。
ティファナなど北バハ・カリフォルニア州で使われている太平洋標準時(PST)では、日本との時差は17時間。
また、4月の第1日曜~10月の最終日曜までは、サマータイムがメキシコ全土で実施されている(ソノラ州を除く)。
宗教
約90%がカトリック。
祝祭日
2011年 1月1日

2月7日 憲法記念日
3月21日*
4月21日~24日*
5月1日*
9月16日 独立記念日
11月21日 革命記念日
12月25日 クリスマス 

その他地域、慣習による祝日あり
*印は年により日にちが変わる祝日

おすすめ観光情報

今も多くの謎を残すマヤ遺跡群

紀元前2世紀頃から文明を築き上げてきたマヤ族は、3世紀過ぎから大きく発展し、多彩な文明を形成したと考えられています。マヤ文字(神聖文字)、天文学、数学、美しい建築、そして建築物に残された芸術。しかし、具体的には「チチェン・イツァー」「パレンケ」「ウシュマル」「カバー」などの大遺跡から今は想像するしかありません。なぜなら、マヤ族はある日突然次々と神殿も町も放棄してどこへともなく姿を消してしまったのです。
一体彼らになにが起こったのでしょうか?多くの説が唱えられていますが、未だ本当の原因は分かりません。まるで千年の魔法をかけられたようです。

メキシコ・シティ
テオティワカン

◆テオティワカン
紀元前2世紀から7世紀にかけて栄えた大都市国家で、南北アメリカ大陸最大の都市遺跡です。
最盛期には10万人の人口があったと考えられています。数々の大遺跡が残されていますが、その代表の「太陽のピラミッド」は、世界で3番目の大きさを誇っています。その他、「月のピラミッド」、南北に貫く「死者の通り」、「ケツァルコアトルの神殿」などが有名です。

 

◆国立人類学博物館
メキシコが誇る世界でも有数の規模と内容を誇る大博物館。広大な館内は、1階が考古学部門、2階がメキシコ各地に住むインディオの民族学部門に分かれています。

◆ソカロ
アステカ帝国時代神殿が立ち並んでいた重要な場所であり、現在もなおメキシコの政治的、宗教的な中心地。正式名は「憲法広場(PLAZA DE LA CONSTITUCION)」ですが、通常はソカロ(中央広場)と呼ばれています。毎朝夕には3軍(陸・海・空)の将兵による巨大な国旗の掲揚と降旗のセレモニーが行われています。

◆テンプロマヨール
1913年、工事中にアステカ神殿の墓底部や蛇の彫刻が発見され、ここがアステカ帝国最後の最大都市テノチティトランの中央神殿跡であることが証明されました。遺跡横にはテンプルマヨール博物館が隣接され、発掘されたものが展示されています。

◆グアダルーペ寺院
ラテン・アメリカのカトリック守護聖人グアダルーペの聖母が祀られ、ラテン・アメリカ最大の信仰を集めています。
メキシコ・カトリックの象徴的主座であり、ローマ法王もここを訪れミサを行っています。旧聖堂は地盤沈下で傾いたため、隣に新聖堂が建てられました。

~「グアダルーペの奇跡」~
1531年12月9日、メキシコ・シティ北部のテペヤックの丘で、先住民ファン・ディエゴの前に突然、褐色の肌に黒髪の聖母が現れ、「この地に私の聖堂を建てるよう司祭に伝えなさい」と告げた。街のスペイン人司祭に伝えたが信じてもらえず、再びディエゴが丘に戻ると、またも聖母が現れ、今度は冬に咲くはずもないバラの花束を渡した。
彼がマントに包んで持ち帰り、司祭に見せるとマントに聖母の絵が浮かび上がった。司祭は奇跡を確信し、丘の上に聖母を祀る聖堂を建立。スペイン人神父らはこの聖母を「グアダルーペ」と呼んだが、先住民の間ではトナンツィンの名で親しまれた。(トナンツィンとはアステカの宗教のなかに現れる女神の名で、テペヤックの丘にはトナンツィンの神殿があったところだとされている)

ビジャエルモサ
パレンケ
パレンケ

◆パレンケ
ジャングルに眠るマヤ古典期の最高傑作と言われる遺跡。紀元前300年頃に起こり、7世紀頃には各地から巡礼者が集まる聖都として栄えました。宮殿、十字架の神殿、マヤ文字が刻まれた王墓の発見で知られる「碑銘の神殿」など独特の優美な建物が当時の面影を残しています。

ラ・ベンタの屋外遺跡博物館

◆ラ・ベンタの屋外遺跡博物館

マヤ以前の紀元前8~4世紀頃栄えた謎の古代文明「オルメカ」の中心地ラ・ベンタの遺跡が屋外博物館として残されています。
大祭壇・ジャガー神の彫刻などオルメカ文化の遺宝を元のままの配置で展示されています。その特徴はなんといっても巨大な石の彫刻群で、何ともいえぬ表情をたたえる「巨石人頭像」はオルメカ芸術の代表作といえるでしょう。

メリダ
ウシュマル、カバー
ウシュマル、カバー

◆ウシュマル、カバー
均等美を誇るプウク様式で有名なマヤ遺跡「ウシュマル」と「カバー」。
プウク様式とは、建物が横長の方形で平らな屋根をもち、壁はコンクリートで固められた上に表面を薄い石灰岩で化粧張りされ、さらに上半分は切石のモザイク装飾で覆われたものをさします。
女性的な膨らみを持つ「魔法使いのピラミッド」で有名な「ウシュマル」、雨神チャックの顔が300以上も外壁に飾られている「カバー」、共に華麗な幾何学模様がびっしりと造られています。

オアハカ
ミトラ

◆ミトラ
マヤとほぼ同時期に栄えたサポテカ族が創建した宗教都市で、ミトラとは「死者の町」を意味します。サポテカの祭祀センターとして栄え、その後のミステカ人も王族や高僧の埋葬地として利用したため、多くの墳墓が発見されています。幾何学的なモザイク模様が壁面を覆う見事な装飾です。

モンテアルバン
モンテアルバン

◆モンテアルバン
オアハカ盆地を見下ろす古代サポテカの宗教都市跡。広大な敷地に整然と並ぶ遺跡は、テオティワカン形式の建物が取り囲み、中でも壁面に巨石平板にまるで踊っているような人々の石彫が見物。

カンクン
カンクン

ユカタン半島の北東部,カリブ海に面したメキシコを代表する国際的リゾート地。ビーチリゾートなら世界中にありますが、遺跡や世界遺産まで欲張れるビーチリゾートです。
マヤ語で「ヘビ」を意味するカンクンは、ユカタン半島の北東と、その先に細長く「7」の形で突き出した全長約22キロ、最大幅約400mの細長い地形。白い砂浜と透明感のあるカリブ海の青い海で、リゾート気分を満喫できます。

チチェン・イツァー
チチェン・イツァー

◆チチェン・イツァー
メキシコのマヤ遺跡で最も有名で保存状態が良く、傑作と言われるマヤ文明の考古学的遺跡「チチェン・イツァー」。
「泉のほとりの水の魔術師」という意味の名称を持つチチェン・イツァーは、セノーテと呼ばれる泉を中心に発展しました。
古代マヤ文明期と、後のトルテカ文明期に属する2つのエリアに大別され、別名ククルカンのピラミッドともいわれる「カスティージョ(城)」や「天文台」などの建造物は暦の民マヤを、また、生け贄や財宝が投げ込まれた聖なる泉セノーテや、生け贄を決める球技が行われた球技場などは、当時の血の儀式を彷彿とさせます。
春分と秋分の日には、ピラミッドと太陽の儀式「ククルカンの降臨」が起こります。ピラミッドの階段側面に大蛇を連想させるジグザグの陰ができ、蛇が軽やかに舞うように見えます。

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