シリア

 

基本情報

シリア
正式国名
シリア・アラブ共和国 Syrian Arab Republic
面積
約18.5万km2(日本の約半分)
首都
ダマスカス Damascus
民族構成
アラブ人85%、アルメニア人、パレスチナ人、クルド人
言語
公用語はアラビア語。英語、フランス語はあまり通じない。そのほか、クルド語、アルメニア語などシリアン・パウンド(SP)。1SP=約2.09円、1US$=約46 SP(2009年8月13日現在)。
紙幣の種類=1000 SP、500 SP、200 SP、100 SP、50 SP、25 SP、10 SP、5 SPの8種類。
硬貨の種類=25 SP、10 SP、5 SP、2 SP、1 SPの5種類。
通貨
シリアン・パウンド(SP)。
1SP=約2.09円、1US$=約46 SP(2009年8月13日現在)。
紙幣の種類=1000 SP、500 SP、200 SP、100 SP、50 SP、25 SP、10 SP、5 SPの8種類。
硬貨の種類=25 SP、10 SP、5 SP、2 SP、1 SPの5種類。
時差
日本より7時間遅れ。シリアが正午の時、日本は19:00。
サマータイム期間(4月~10月頃まで)は時差6時間。
宗教
イスラム教85%(スンニー派70%、アラウィ派12%)、キリスト教13%
祝祭日
1月1日 元日
2月15日 ※預言者モハンマド誕生日
3月8日 革命記念日
3月21日 母の日
4月17日 独立記念日
4月24日 イースター
5月1日 メーデー
5月6日 殉教者の日
8月30日~9月1日 ※ラマダン明けの大祭
10月6日 10月開放戦争記念日
11月6日~9日 ※犠牲祭
11月26日 ※イスラム教新年
12月25日 クリスマス
※イスラム教祝祭日は太陰暦によるため、年によって変動するので注意。
上記は2011年の日付(一部予定)で記載しています。

おすすめ観光情報

ダマスカス
ダマスカス/Damascuc

世界遺産、1979年登録。文化遺産。シリアの首都ダマスカスは、4,000年前から今日までずっと人々が住み続けている世界最古の町のひとつです。広大なシリア砂漠の中にあるこの都市は、アンチ・レバノン山脈から流れるバラダ川とアワージュ川によって潤されるオアシスの中にあります。市街が一望できるカシオン山に登ると、東と南にはアラビア半島まで続く荒涼とした砂漠、西にはアンチ・レバノン山脈の峰々とその南端の雪を頂いたヘルモン山の景色が対照的に広がっています。東西交通の要所として重要な役割を果たしたこの町には、4,000年の歴史を通して様々な民族、文化、宗教がモザイクのように織り込まれ、見どころも大変多い。町の東側には城壁に囲まれた東西1.2km、南北700mの城壁で囲まれた旧市街があります。迷路のように込み入った通りを歩くと、世界最古のウマイヤド・モスクや巨大な城砦、アゼム宮殿や教会などの歴史の重みを感じさせる建造物や、賑やかなスーク(市場)に出会う魅力的な体験ゾーンが広がっています。

ウマイヤドモスク
◆ウマイヤドモスク/Omayyad Mosque
715年に建てられたこの巨大なモスクは、完全な姿で現存する世界最古のものモスクです。この場所にはもともとアラム人の神ハダテの神殿が建設されていました。ローマ時代になるとハダテ神はローマ神ジュピターに同化され、紀元前1世紀にはぜいたくな造りの神殿が建てられました。4世紀になると神殿はキリスト教会となり、洗礼者ヨハネに捧げられます。やがてウマイヤ朝がダマスカスを支配し、ワリード1世は8年の年月をかけて今日見られるような壮大なモスクに造り変えました。ウマイヤドモスクは100m×150mの長方形の建物で、大きく分けると北側が柱廊で囲まれた中庭で、南側が礼拝堂になっています。観光客は北門から入りますが、女性はここで黒灰色のベールを借り、着用して入場します。
パルミラ
パルミラ/Palmyra

世界遺産、1980年登録。文化遺産。ダマスカスの北東約200km(車で約3時間)、シリア砂漠の中央に位置する巨大な遺跡がパルミラです。その規模の大きさと質の高さには誰もが圧倒されてしまいます。果てしなく広がるシリア砂漠の中に、一日ではとても見きれないほどの建造物が残っています。北と西を囲むようにそびえる山脈から地下水が流れ出ているため、古代よりオアシスの町として栄えてきました。ローマ時代には中国とヨーロッパを結ぶシルクロードの隊商都市として大繁栄を遂げます。現在見られる遺跡の主要なものは、ほとんどこのローマ時代に建設されました。パルミラはナツメヤシを意味する「パルマ」というギリシア語が語源。パルミラの前は「タドモル」と呼ばれていましたが、これも古代セム語でナツメヤシを意味する「タマル」から名付けられたといわれています。語源の通り、現在もナツメヤシ、オリーブ、ザクロなどが茂り、緑豊かなオアシスです。周りを壁で囲まれた遺跡の中心部には、古代セム人の主神ベル(バアル)に捧げられたローマ時代の神殿=ベル神殿や、ベル神殿から全長1.2kmに渡って延びる列柱道路と記念門、シリア有数の規模を誇る野外劇場など見どころも満載。壁の外側にも貴族エラベールの塔墓やアラブ城砦など多数の遺跡が点在しています。

アレッポ
アレッポ(ハラブ)/Aleppo (Halab)

世界遺産、1986年登録。文化遺産。ダマスカスに次ぐシリア第2の都市アレッポは、北部シリアの中心的都市です。アラビア語ではハラブとも呼ばれています。アレッポのシンボルはなんと言っても、周囲2.5kmの巨大なアレッポ城でしょう。市内のどこからでも尾の城を見上げることができます。また、アレッポのもう一つの見どころは広大なスーク(市場)。アレッポのスークはダマスカスのスークよりも昔の雰囲気を保っていて、大変面白い。そのほかアルメニア人の移住によってできたキリスト教地区(ジャディデ地区)は、他のアラブ都市には見られないヨーロッパとアラブの建築様式が調和された町並みを残しています。

クラック・ドゥ・シュバリエ
クラック・ドゥ・シュバリエ/Krac des Chevaliers

世界遺産、2006年登録。文化遺産。クラック・ドゥ・シュバリエは、現存する十字軍の要塞の中では最も傑作とされ、アラビアのローレンスも絶賛しました。この名前は「要塞」を意味する中世フランス語であると考えられています。アラビア語ではカラート・アル・ホスンと呼ばれています。海岸地方から内陸のホムスに通じる峡谷に近いこの高台には、1031年ホムスの君主がこの場所に砦を築きクルド人を定住させました。その後、1099年、聖地エルサレムを奪回するために遠征した十字軍がここを占領し、円塔を持つ外壁と内側の砦の2重構造に改築し、当時の最新の技術を導入して強固な城砦とし、4,000人もの守備兵が駐屯できる規模に拡大しました。その堅固さゆえに、アラブ軍はこの城砦を落とすのに大変手間取り、1188年にはエルサレムを奪回したサラディーンでさえ、この城の占領をあきらめたほどです。1271年、スルタンのバイバルスはこの城を包囲して外壁に穴を開け、籠城するホスピタル騎士団を追い詰め、ついに十字軍は降伏しました。その後マルムーン朝もここを基地として使用したが、やがて居住区に変わっていき、1934年フランスの遺跡管理機関が城内の住民を移動し、現在に至っています。

関連リンク