パナマ共和国

 

基本情報

パナマ共和国
正式国名
パナマ共和国  Republica de Panama
面積
7万5517km2(日本の約5分の1、北海道よりやや小さい)
首都
パナマ・シティ Panama City
民族構成
メスティーソ70%、黒人14%、白人9%、クナ、チョコ、グアイミーなどの先住民7%。
言語
公用語はスペイン語。
通貨
パナマでは自国のお札がなく、正式名称のみを「バルボア」として、米ドルがそのまま使われている。硬貨は1、5、10、25、50センタボ(c)の5種類。硬貨は米国のものとパナマのものの両方が流通しているが、大きさと材質は同じで、同等に使用できる。ただしデザインは異なり、パナマの硬貨はバルボアの肖像画などが書かれているが、これは米国では使えない。
時差
日本との時差は-14時間。日本が24:00のとき、パナマでは前日の10:00。
サマータイムは採用していない。
宗教
カトリック93%、プロテスタント6%
祝祭日
1月1日 新年
1月9日 殉教者の日
2~3月 カーニバル(謝肉祭)
3~4月 セマナ・サンタ(復活祭)
5月1日 メーデー
8月15日 パナマ・シティ創設記念日(首都のみ)
10月11日 革命記念日
11月1日 国歌の日
11月2日 万霊節
11月3日 コロンビアからの独立記念日
11月4日 国旗の日
11月5日 ナショナル・デー(コロンのみ)
11月10日 独立第一声記念日
11月28日 スペインからの独立記念日
12月8日 母の日(聖母受胎の日)
12月25日 クリスマス
※カーニバルやセマナ・サンタは年によって異なる移動祝祭日。
世界遺産
パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ
ダリエン国立公園
ラ・アミスター国立公園
パナマ・ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区
コイバ国立公園とその海洋保護特別地帯

おすすめ観光情報

パナマ・シティ/Panama City

世界の十字路と呼ばれるパナマの首都。パナマ・シティは、パナマ運河の太平洋側の入口に架かるアメリカ橋から、東端のパナマ・ビエホ遺跡まで約10kmにわたって広がっています。スペイン統治時代の面影が残るコロニアル調の風情ある旧市街と、近代的な高層ビルが建ち並ぶ新市街のふたつの顔を持っています。

パナマ運河/Panama Canal
パナマ運河/Panama Canal

◆パナマ運河/Panama Canal
パナマ運河は、太平洋・大西洋を結ぶ海上交通の要衝です。1914年、米国が建設に10年の歳月を費やし完成させました。その後、1999年にパナマに返還されています。
太平洋と大西洋を約80kmの航路で結び、通航する船舶は太平洋側・大西洋側とも閘門により高低差を3段階で上下する閘門式運河となっているのが最大の特徴です。閘門は太平洋側ミラフローレス閘門、ペドロ・ミゲル閘門、大西洋側ガトゥン閘門の3ヶ所があり、チェンバーと呼ばれる幅約33m、長さ約300m、深さ約26mに船を導き入れ、門を閉じ注水・排水することで海抜を変化させる水のエレベーターの仕組みは圧巻です。1日当り平均35~40の船舶が通航しており、航行は約24~25時間(待ち時間がない場合には約8時間)かかります。船舶最大許容サイズ(通称PANAMAXパナマックス)は長さ294.13m、幅32.31m、水深12.04mで、許容サイズを上回る船舶が多くなってきたため、現在、拡張工事が進められています。

◆ミラフローレス閘門
◆ミラフローレス閘門
パナマ運河で最も太平洋側にある閘門。パナマ運河ビジターセンターが隣接されていて、パナマ運河を紹介するビデオ上映や、運河の構造、建設の歴史、掘削当時の様子などの展示室、運河を通過する船舶を見学することができる展望デッキなどがあります。
◆アルサーダ・デ・アマドール
◆アルサーダ・デ・アマドール
運河河口にある3つの島一帯の名称(ノアス島、ペリカン島、フラメンコ島)。運河工事で掘り起こされた土砂を利用して、この3つの島を結ぶ道路を建設。細長い道路が続くこの一帯は、新・旧市街が見渡せ眺望が良く、ヨットハーバー、米国スミソニアン博物館研究所、水族館などがあり、ジョギングやサイクリング、散歩など現地の人の憩いの場・デートスポットのようなところです。
◆カスコ・ビエホ
◆カスコ・ビエホ
旧市街にある世界遺産に登録された歴史地区。独立広場に面して建つ旧市街の象徴「カテドラル」、海賊の被害を免れた黄金の祭壇が残る「サン・ホセ教会」、運河の歴史がわかる「パナマ運河博物館」、偉人の銅像や記念碑も並ぶ「フランス広場」など、古い町並みが残る地区です。
◆カスコ・ビエホ
◆パナマ・ビエホ遺跡
スペインがアメリカ大陸を統治するための基地として、1519年に太平洋岸で最初に築いた都で、海賊ヘンリー・モーガンに襲われる1671年まで、スペインへ送る物資が集まる港として繁栄しました。現在では、教会などが廃墟として残っており、世界遺産に登録されています。
◆カスコ・ビエホ
◆アンコンの丘
町のシンボルのように、風にたなびいている大きなパナマ国旗が目印の丘。頂上には展望台が数ヶ所あり、パナマ・シティ側・運河側と両方の眺望が楽しめます。
◆カスコ・ビエホ
◆先住民エンベラ族の村
チャグレス川流域のチャグレス国立公園内に、昔ながらの生活を守りながら高床式の藁葺き屋根の住居で暮らすパナマの先住民族、エンベラ族の集落があります。エンベラ族の男性は、上半身には着衣をまとわず、クチューコというフンドシ、アンブーラという腰巻を着用しています。女性はパポという赤い花の髪飾り、チャキーラという首飾り、腰布を巻いています。男女ともにハグアという果物を煮た汁で体にペインティングをしています。
独特な民芸品が特徴で、ココポロという木を裂いて糸を作り、木の根・葉・実などで染色をし、幾何学的な模様の籠「チュンガ」や、ゾウゲヤシの実を削ってアクセサリーや置物などを作るタグアという工芸品などがあり、お土産として有名です。
ボケテ/Boquete
ボケテ/Boquete

パナマ西部の第三の都市ダビから、北約35kmに位置するボケテは、標高1,000m前後で緑豊かな自然に囲まれた高原リゾートです。パナマ最高峰バルー火山への拠点にもなっています。年間を通して爽やかな気候に恵まれ、高原植物観賞やアウトドアスポーツを楽しむことが出来ます。また、パナマコーヒーの産地としても有名で、農園見学やテイスティングなども体験できます。宿泊施設によっては、世界遺産のラ・アミスター国立公園と隣接していて、蜜を食べるハチドリや、中央アメリカのシンボル「ケツァル」などを探すバードウォッチングも楽しめます。

ボカス・デル・トロ/Bocas del Toro
ボカス・デル・トロ/Bocas del Toro

パナマシティから国内線飛行機で約1時間、コスタリカとの国境に位置するボカス・デル・トロはカリブ海に浮かぶ群島です。コロン島を中心として、大小さまざまな島が点在し、国立海洋公園に指定されているバスティメントス島、シュノーケリングスポットのサパティージャ島など、島々をボートで巡ったり、各種マリンスポーツを楽しむなど、カリブ海の美しいビーチ、豊かな自然を堪能することが出来ます。

コロン/Colon
コロン/Colon

パナマ運河のカリブ海側の出入口でパナマ第二の都市。コロンブスゆかりの小さな港町ポルトベーロと、チャグレス河口に位置する植民地時代の要塞「サン・ロレンソ」が世界遺産に登録されています。 古くから貿易港として栄えていたために海賊からの略奪行為の標的とされることが多く、強固な要塞や大砲が残っています。

サン・ブラス/San Blas
サン・ブラス/San Blas
サン・ブラス/San Blas

パナマの北東部のカリブ海沿岸からコロンビア国境にかけて、350以上の島々が散らばるサン・ブラス諸島には、クナ族という先住民が昔ながらの独特な文化・習慣・衣装・言語などを守りながら暮らしています。クナ族は女性の衣装が特徴で、モラをお腹と背中に取り付けたブラウス、サオレッティという腰布、腕や脹脛にはウィニというビーズ飾りを巻いています。またお化粧は、鼻筋にサブドゥルという木の実の汁で黒い線を描き、頬にはアチョーテという木の実の赤い汁を塗っていて、とてもお洒落です。
サン・ブラスでは、彼らの集落を訪れたり、各島ボートを利用してアイランドホッピングしながらマリンスポーツを楽しみます。
クナ族伝統衣装の「モラ」は、単色の布からパターンを切り抜いたものを幾重にも重ね合わせ、縁を縫い付けることで精巧な絵柄を作り出していて、伝統的な先住民族のパターンをモチーフにしたものや、動物・鳥・魚などをモチーフにしたものがあり、お土産としても有名です。

関連リンク