

エチオピアの首都アジスアベバは標高2400mの高地にあり年間を通じて過ごしやすい気候です。エチオピア語で“新しい花”という意味のこの都市は1887年にネメリック2世が建設した町で、7つの広場を中心に広がっており、坂の多い街です。みどころも多く、東アフリカ一番の規模を誇る大市場といわれるメルカト広場、対イタリア戦勝利の記念に建てられた聖ギオルギス教会、エチオピア最大の教会の三位一体教会、国立博物館、市の全貌が見渡せるエントット山などがあります。

◆ティヤ/Tiya
世界遺産、1980年登録。文化遺産。アジスアベバから約90kmの所にあるグラゲ族の村。南に散在する一枚岩の墓石群が世界遺産となった。これらは1300年~1500年頃に作られたというもので、エチオピア中部から南部にかけて広範囲に散在する墓の一部。表面には剣、枕、乳房が浮き彫りにされている。剣は男性の墓だけに刻まれており、殺した敵の数を示すと言われているが、未だ謎が多い。

世界遺産、ラリベラの岩窟教会群/1978年登録。文化遺産。聖人になった王によって世界の不思議の一つとまで言われているラリベラは11もの1枚岩の教会が現存するところです。この教会群は2つに大別され一つはエマヌエル教会、メリクリウス教会などのグループ、もうひとつはゴルゴダ・ミカエル教会などのグループです。聖地エルサレムを再現しようと作ったともいわれている街です。

世界遺産、1980年登録。文化遺産。 2000年以上の歴史を持つこの街は今でもエジプト人の聖地であり、伝説によればシバの女王が住んでいたところとも言われその遺跡も残されています。他にもエザナ王時代に立てられた一枚岩の石柱は素晴らしく、当時の建築技術の高さが感じられます。

世界遺産、ファジル・ゲビ、ゴンダール地域/1979年登録。文化遺産。 タナ湖の東に位置する古都。1636年にファシリデス王によってエチオピアの首都と定められてから1864年までの2世紀にわたって首都であった。カトリック教会の侵入を防ぎ、エチオピア正教だけの新しい町の再建の為に作られた街。町の入り口にはファシリデス王のプールと呼ばれる施設があり、すべての人がそこでエチオピア正教の洗礼を受けてから町に入ったといわれる、信仰心の強い町。ゴンダールの城は、アフリカに中世ヨーロッパと見紛う城塞であった為、「不思議の城」と呼ばれている。また、ダブラ・ブラハン・セラシエ教会には有名なエチオピアの天使が天井いっぱいに描かれている。

ブルーナイル(青ナイル。ビクトリア湖に由来する白ナイルと共にナイル川の2大支流といわれる)の源流で、エチオピア最大の淡水湖、タナ湖の湖岸に開けた町。商業の中心地であり、物資や設備も充実している。
◆タナ湖とブルーナイル滝/Lake Tana and The Blue Nile Falls
海抜2,000mの高地にあるタナ湖はブルーナイルの水源地です。エチオピア最大の淡水湖で面積3,000平方km。スーダンのカルツームまでの1,280kmを数千フィート落下するため第一段としてタナ湖岬の街バハルダールの郊外で幅1,000mもの雄大な3つの大瀑布となって落下しています。最初に落下するブルーナイルの滝(ティシサット)が有名。
湖の周囲や島には修道院や教会が点在しており、修道院の壁には、エチオピア独特のキリスト教絵画が描かれていて、各修道院が建てられた時代の聖書や十字架も見学可能。湖にはペリカンやカバも多く生息している為、ボートで教会巡りをしながら動物や水鳥の観察も楽しめる。